フリーランスとして働く

フリーランスとは、会社に属さずに個人が主体となって働く働き方です。
このような働き方をする人たちを個人事業主と呼び、自分で働いた分だけ収入を得るような商売をしています。

ここではフリーランスになるための方法はあまり書かず、フリーランスを本業として働くことでどういったメリット・デメリットがあるのかを中心に記載してます。
あなたにとって決断するまでの後押しになればと思ってます。

フリーランスになるきっかけ

  • 会社員より給料が良くなる
  • 会社に属した働き方はしたくない、できない
  • 家業を継ぐ
  • 友人知人から誘われた
  • 副業が成功してそれを本業としていきたい
  • 単純に興味があった

きっかけは様々だと思いますが、現状に満足していない人が選択肢の一つとしてフリーランスになることが多いようです。

会社員より給料が良くなる」や「会社に属した働き方をしたくない、できない」がそれの最に値します。
いくら会社員として毎日真面目に働いても給料が上がらないと感じているのなら、それはあなたがその仕事以上の給料をいただいてないと感じているということになります。つまり、フリーランスとして働くということを考えるきっかけになり得るということです。
また、自分の手柄は会社や他人、例えば上司やパートナー会社などの手柄になることがあるので会社として働くことに抵抗感のある人もいます。それがストレスとなることもあります。
それ以外にも会社員になることで時間の制約が大きく発生することは仕方ないことではありますが、自分のペースで働けないことがストレスとなり、辞めてしまうということも考えられます。

自分では変えられないこととしては「家業を継ぐ」です。家元の家業で他に継ぐ人がいなければ存続させるために行うことになりますし、そうでなければ家業を廃業にするしかありません。

意外にもあるのが「友人知人から誘われた」です。
周辺の人からフリーランスのことについて話を機会がある人にとって、フリーランスのほうが効率的で楽しく自由に働けるという点は当事者から聞くので魅力的に感じるはずです。

あとは「副業が成功してそれを本業にしていきたい」も結構あり得る話かと思います。
何気なく始めたアフェリエイトブログの広告収入やYouTubeなどの動画配信が成功して、本業よりも収入源が多くなることで本当にこれからも本業を続けていくべきかと考えることになり、考えたうえで退職を決断する人はいると思います。退職することでそのことをネタとして提供することもできますし。

単純に興味があった」ということもあります。
人生は一度きりですので、その間に色々な働き方を経験しておきたい、やりたいことはしておきたいという人が一定数います。
やらない後悔よりやる後悔というのを実践している人は、フリーランスという働き方が一番実践しやすい方法かなと思います。中には転職を繰り返して会社員を続ける猛者もいますが、それよりはリスクの低いフリーランスを選んで仕事をするほうが効率が良い気がします。
とは言え、興味があるというだけでフリーランスになるのはリスクが高いことなので、事前調査が不可欠になります。

フリーランスは実際どうなのか

一般的に一個人のみで事業成果を上げるのは難しいため、フリーランス専用のサイトを使ったりエージェントを雇うなどの方法で仕事を貰います。あるいは、既に成功しているものがあるのであればその拡張を図っていくということも考えられます。

実際にフリーランスになるとどう変わっていくかわからない人も多いと思いますので、ここでは会社員からフリーランスになることによって主に変わることを書きます。
メリットは青デメリットは赤で記載していますが、あくまでも個人の主観なので人によっては逆転しているものがあるかもしれませんがご承知おきください。

  • 給料体系
  • 時間の使い方
  • 確定申告の仕方
  • 加入する保険
  • 有給休暇

給料体系」は恐らくフリーランスになって最も変わることかと思われます。
ここでは会社にフリーランスとして入る場合ですが、今まで会社から固定給を得ていたものが、契約会社との交渉で給与を決めてその金額をいただくことになります。
契約が更新されれば更新の際に給料を上げるための交渉をすることができ、交渉がうまくいけば数万以上と上げることが可能になります。
ユーチューバーなどは、再生数や広告料の割合によっていくら貰えるか変わります。詳細については割愛しますが、自分の関わり方によって明確に変わり頑張った分だけ反映されるのが目に見えてわかるので目標にしやすいと思います。

時間の使い方」も給料体系と同じくかなり変わることかと思われます。
一般的に会社員は土日祝日が休暇となり、平日の日中に働くということが多いですが、フリーランスでは働く時間を自由に決めることが可能です。
これにより、朝起きるのがつらいという人が夜間に働くということが可能になります。

確定申告の仕方」についても大きく変わります。
今まで会社で確定申告していたものを自分で確定申告しなければならないので、手間が増えます。
また、確定申告の内容について白色申告と青色申告がありますが、節税効果を大きく受けられる青色申告を行うには経理についての知識が必要です。最近は代行で行うサービスがありますが、手間が減るだけでお金も時間も会社員でいるよりは必要になってきます。
会社員でも本業以外で年間20万以上所得を得ている場合は確定申告が必要です。
ここは理解しておいて損はないので別の機会にもう少し掘り下げられたらと思います。

加入する保険」についても変わります。
会社にいたときは一般被用者保険と呼ばれる保険に入っていて、会社と折半して出すことができてたので半額で済みました。また、給与から引き落としするだけで良く、自分の納付するということもないので意識することも少ないと思います・
フリーランスになると国民健康保険に切り替わり、今まで会社が出していた分も自身で負担が必要になります。

有給休暇」はフリーランスになるとなくなります。
休んだ分だけ給料が減ることとイコールになるので、健康体で仕事できないと損をすることになります。ただ、休みたいときに休めるのはフリーランスの特徴ではあるので、まとまった期間の休みを取るならフリーランスでもありだと思います。

その他、ローン審査が通りにくくなるのも念頭に入れておきましょう。

まとめ

フリーランスについて志すきっかけとメリット・デメリットについて書きました。

  • 給料体系
  • 時間の使い方
  • 確定申告の仕方
  • 加入する保険
  • 有給休暇

意識すべきところは人によって異なりますが、上の5点については比較的よく考える必要のある項目です。

フリーランスになることでメリットもありますが相応のデメリットもありますので、もしきっかけができてフリーランスになろうか迷った際は参考にしてみてください。

働き方の種類

働き方と言っても複数の働き方があると思いますので、まずは一般的に言われているもののうち代表的なものを3つ紹介します。

  • 会社に属して仕事をする
  • 会社に属さず自分で仕事を見つけて仕事にする
  • 起業をする

これらについて簡単に紹介しますが、詳細については別ページにて書きますので自分にとって興味のある働き方は必要に応じて見てください。

会社に属して仕事をする

一般の人であるのならば、高校または大学を卒業したと同時に就職して会社の人間(会社員)として仕事をすることになりますので、説明するまでもなく日本では圧倒的に多い働き方です。
日本では8~9割以上はこの働き方だと言われています。

特徴として、会社で働いた分の時間の対価として給料を貰います。
給料は昇給することで上がっていく仕組みですが、成果給と呼ばれる成果に応じた報酬もところによってはありますので新人の頃から頑張ればそれなりに増やすことは可能です。

ただし、給料の上限は基本的に決まっていますので、この働き方だけで高給取りになるためには職業を選ばなければなりませんし、知識量が必要な場合がほとんどです。
弁護士や医者を志す人が多いのはこの面が多いと思われます。もちろん、好きでなっている人もいますがやはり給料面の優遇は大きいです。

正社員であれば定年まで同じ会社で働ける保証があり安定感は抜群ですので、安定を求めて一生を会社員で過ごす人が多いです。また、自分の仕事をしていた人で管理が大変だからやっぱりこっちがいいやと舞い戻ってくる人もいるようです。

会社に属さず自分で仕事を見つけて仕事にする

属に言うフリーランスと言われているものです。
会社には属していないので、朝昼晩問わず自由な時間に仕事ができることが大きなメリットですが、その反面時間を食ってしまうことが多い働き方です。

自分の好きなことを仕事にしている人が多く、仕事に対するモチベーションは必然的に高くなると思います。

フリーランスで成功すると1,000万円以上稼ぐことも可能ですので、最近は若い世代を中心にこの働き方でやっていく人が増えてきているようです。

この働き方で安定を得るためには、モノにもよりますが大体はコミュニケーション能力が鍵になってきますのでフリーランスを目指す際は人との関わりを広く持って常に話をしておくことをお勧めします。

起業をする

自分で会社を作ってしまおうというのがこの働き方です。
経営者として会社を経営していくので経理やマネジメント等の知識が必要となります。最初は自身もその会社を安定させるために勤めますし、安定後もその会社で働き続ける場合もあります。

経営者として成功すれば莫大な収入を得ることが可能ですが、失敗したときは破産だけでなく場合によっては関わりを持つ会社からの賠償請求もあるので、ハイリスクハイリターンと言えます。

ある程度の自信を持っている人でないと起業をすることはお勧めしませんが、今見ているあなたが大学生とか若い人であるのならば一度起業を経験してみるのはありだと思います。
ただ、知識を付けている必要があり敷居は高いと思いますので自己責任で行いましょう。

上記以外にも

株やFXといった投資などもありますが、あくまで複利的なもので行うことがほとんどかと思いますのでひとまずこちらでは紹介を省略させていただきます。

まとめ

働き方の種類を3つほど簡単にまとめさせていただきました。

  • 会社に属して仕事をする
  • 会社に属さず自分で仕事を見つけて仕事にする
  • 起業をする

自分にとって今の働き方がこれで良いのか、またこれからどう働いていこうか考えるきっかけになれたらと思います。

上記以外にも様々な働き方がありますので、是非ともご検討してみてください。