起業して働く

会社は誰かが起業をしたことで初めて存在しています。
そんな会社を自ら立ち上げて成功することは大変難しいことではありますが、代表取締役や社長になれる夢のある働き方です。

ここでは、起業して働くことによってどのようなメリット・デメリットがあるのかを簡単に記載しています。
起業の仕方など詳細については割愛しますので、別の記事を参考にしてください。

ここの内容が参考になれば幸いです。

起業をする

起業をすることで法人となり、起業した自身も一企業の社員として働くことになります。
会社経営に関する知識はもちろん、会社が過失があった際の責任能力も問われるので一筋縄ではいかない働き方です。

メリット

  • 自分の企業を持てる
  • 成功すれば莫大な収入源を得られる
  • 新聞やテレビ、ネットニュースなどに掲載されることがある
  • 自由に働くことができる
  • 自慢できる

各々についての詳細は省きますが、起業したては自分の企業を持つことによってモチベーションが上がりますし、成功した場合は将来を悠々自適に暮らすことができることは大きなメリットです。

また、起業者を中心に働き方を決めることになるので時間の確保がしやすいですし、代表取締役になってある程度企業が育ってくると自身で時間を割いて働かなくとも社員が働いてくれるので、そこまで負担にならなくなります。

デメリット

  • 失敗した際、責任に問われ謝罪する必要がある
  • 経営知識が必要
  • 社員を1から探す必要がある
  • システムを育てる土台がない
  • 精神的負担が大きい

起業をするには覚悟がいるとよく言われますが、その通りだと思います。

まずは企業の経営方針をどうしていくかによっておおよその命運が左右されます。
そのため、下手な手を打つことが難しく、失敗した時のリスクが高いです。最悪の場合、会社倒産や破産などになって面倒ごとに巻き込まれることもあります。

成功するためには経営知識も必要ですし、信頼できる社員を集める必要もあるので、初期は身体的・精神的負担が特に大きくなります。
軌道に乗るまではどういった集金システムを作るかを絶え間なく考える必要があるので、どんなに肉体が強い、心が強い人でも切羽詰まって失敗することが多いようです。

ちなみに起業してから10年後の存続率は10%前後と言われていますが、メディアによって数値が異なるのであまり鵜呑みにしないほうが良いと思います。
どんな人でも、成功プランを入念に練って実践している人が成功する世の中です。

会社形態

起業にはいくつか種類がありますので、それらの形態について紹介します。
それぞれ経営方法や金銭の面で異なるのでしっかりと把握しておく必要があります。

ちなみに個人事業主も起業に当たりますが、法人には当たらないため、別記事で記載してますのでここでは割愛します。

  • 株式会社
  • 合同会社
  • 合資会社
  • 合名会社
  • 有限会社

株式会社

会社を立ち上げると言えばここで挙げられる株式会社が一般的です。
企業名に(株)が付いていれば株式会社で、企業によって前に付くか後ろに付くかが異なります。前後を間違えると指摘されることがあるので企業名は正確に覚えましょう。

株式会社はその名の通り、株式を発行して資金調達を行う会社形態になります。
株式は全国に頒布され、これを知った株主から投資をしていただくことでその資金を使って会社を運営していきます。そのため、多くの金銭を使って事業を行うことができます。

「会社の経営者」と「出資者に当たる株主」は別の存在になり、年に必ず1回行う株主総会などで双方の同意を得ることが必要となるため、会社側は株主の意見を尊重して事業の方向性を決めることになります。

設立までの初期コストは他の会社よりも高い(25万円前後)ですが、知名度もあり社会的信用度が高いので、何も考えなければ株式会社を選ぶと思われます。

合同会社

新社会法により2006年にできるようになった比較的新しめの会社形態です。

株式会社とは異なり、経営者と出資者が同一のため、自由に事業を展開することができることが大きな特徴です。
それ以外にも初期コストが6万円前後と安く、ハードルの低さもあり最近は合同会社を選ぶところが増えてきているようです。

とは言え、まだまだ知名度のあまりなく社会的信用度は低いほうですので、ローンなどの資金調達では株式会社のように上手くいかない可能性があります。そのため、設立当初の目的に応じて株式会社と合同会社のどちらを使うか見極める必要があります。

基本的には株式会社か合同会社のどちらかを選ぶところが大半で、以下の会社形態は余程のことがない限りは使われないと思われます。

合資会社

会社を立ち上げるために2人以上必要になります。
内訳としては無制限で責任を負う「無限責任社員」と出資額を上限とした責任を負う「有限責任社員」がいて、どちらも各1名必要です。
初期コストは10万円前後です。

合同会社ができてからは合資会社を立ち上げる必要性があまりなくなったためか、設立数が大きく減少しました。

合名会社

「無限責任社員」のみで設立できる会社形態です。
合資会社に「有限責任社員」がなくなったものと考えれば良いです。
初期コストは6万円前後になります。

合同会社ができてからは合資会社同様に立ち上げる必要性があまりなくなったためか、設立数が大きく減少しました。

有限会社

2005年まで設立可能であった会社形態で「有限責任社員」のみで構成されています。

現在は廃止されていて、新規設立は不可能となっています。
ただし、2005年までに設立された有限会社は引き続き有限会社として特例で続けることができますので、時々見かけることがあると思います。

なお、少数であることを想定していて、社員数は50名以下という制約があります。

最後に

どの会社形態であっても、アイデアを密かに持っていて成功するまでのプランが練られている人であれば成功することはできると思います。
勇気が必要な働き方になりますが、成功したときは働き方の中で一番やりがいを感じると思われます。

ここまで読んでくださった方で起業を考えている方に一つアドバイスをしますと、起業は既に存在しているビジネスモデルを使うと成功しやすいです。
理由として既に成功例があり、成功するまでの道のりもわかっている場合が多いからです。
今はネット上で調べられる良い時代ですので、起業する前に一度やりたいことに近い成功例のビジネスモデルがないか調査をしてみることをお勧めしています。

何かの参考になって起業に成功する人が増えれば幸いです。

フリーランスとして働く

フリーランスとは、会社に属さずに個人が主体となって働く働き方です。
このような働き方をする人たちを個人事業主と呼び、自分で働いた分だけ収入を得るような商売をしています。

ここではフリーランスになるための方法はあまり書かず、フリーランスを本業として働くことでどういったメリット・デメリットがあるのかを中心に記載してます。
あなたにとって決断するまでの後押しになればと思ってます。

フリーランスになるきっかけ

  • 会社員より給料が良くなる
  • 会社に属した働き方はしたくない、できない
  • 家業を継ぐ
  • 友人知人から誘われた
  • 副業が成功してそれを本業としていきたい
  • 単純に興味があった

きっかけは様々だと思いますが、現状に満足していない人が選択肢の一つとしてフリーランスになることが多いようです。

会社員より給料が良くなる」や「会社に属した働き方をしたくない、できない」がそれの最に値します。
いくら会社員として毎日真面目に働いても給料が上がらないと感じているのなら、それはあなたがその仕事以上の給料をいただいてないと感じているということになります。つまり、フリーランスとして働くということを考えるきっかけになり得るということです。
また、自分の手柄は会社や他人、例えば上司やパートナー会社などの手柄になることがあるので会社として働くことに抵抗感のある人もいます。それがストレスとなることもあります。
それ以外にも会社員になることで時間の制約が大きく発生することは仕方ないことではありますが、自分のペースで働けないことがストレスとなり、辞めてしまうということも考えられます。

自分では変えられないこととしては「家業を継ぐ」です。家元の家業で他に継ぐ人がいなければ存続させるために行うことになりますし、そうでなければ家業を廃業にするしかありません。

意外にもあるのが「友人知人から誘われた」です。
周辺の人からフリーランスのことについて話を機会がある人にとって、フリーランスのほうが効率的で楽しく自由に働けるという点は当事者から聞くので魅力的に感じるはずです。

あとは「副業が成功してそれを本業にしていきたい」も結構あり得る話かと思います。
何気なく始めたアフェリエイトブログの広告収入やYouTubeなどの動画配信が成功して、本業よりも収入源が多くなることで本当にこれからも本業を続けていくべきかと考えることになり、考えたうえで退職を決断する人はいると思います。退職することでそのことをネタとして提供することもできますし。

単純に興味があった」ということもあります。
人生は一度きりですので、その間に色々な働き方を経験しておきたい、やりたいことはしておきたいという人が一定数います。
やらない後悔よりやる後悔というのを実践している人は、フリーランスという働き方が一番実践しやすい方法かなと思います。中には転職を繰り返して会社員を続ける猛者もいますが、それよりはリスクの低いフリーランスを選んで仕事をするほうが効率が良い気がします。
とは言え、興味があるというだけでフリーランスになるのはリスクが高いことなので、事前調査が不可欠になります。

フリーランスは実際どうなのか

一般的に一個人のみで事業成果を上げるのは難しいため、フリーランス専用のサイトを使ったりエージェントを雇うなどの方法で仕事を貰います。あるいは、既に成功しているものがあるのであればその拡張を図っていくということも考えられます。

実際にフリーランスになるとどう変わっていくかわからない人も多いと思いますので、ここでは会社員からフリーランスになることによって主に変わることを書きます。
メリットは青デメリットは赤で記載していますが、あくまでも個人の主観なので人によっては逆転しているものがあるかもしれませんがご承知おきください。

  • 給料体系
  • 時間の使い方
  • 確定申告の仕方
  • 加入する保険
  • 有給休暇

給料体系」は恐らくフリーランスになって最も変わることかと思われます。
ここでは会社にフリーランスとして入る場合ですが、今まで会社から固定給を得ていたものが、契約会社との交渉で給与を決めてその金額をいただくことになります。
契約が更新されれば更新の際に給料を上げるための交渉をすることができ、交渉がうまくいけば数万以上と上げることが可能になります。
ユーチューバーなどは、再生数や広告料の割合によっていくら貰えるか変わります。詳細については割愛しますが、自分の関わり方によって明確に変わり頑張った分だけ反映されるのが目に見えてわかるので目標にしやすいと思います。

時間の使い方」も給料体系と同じくかなり変わることかと思われます。
一般的に会社員は土日祝日が休暇となり、平日の日中に働くということが多いですが、フリーランスでは働く時間を自由に決めることが可能です。
これにより、朝起きるのがつらいという人が夜間に働くということが可能になります。

確定申告の仕方」についても大きく変わります。
今まで会社で確定申告していたものを自分で確定申告しなければならないので、手間が増えます。
また、確定申告の内容について白色申告と青色申告がありますが、節税効果を大きく受けられる青色申告を行うには経理についての知識が必要です。最近は代行で行うサービスがありますが、手間が減るだけでお金も時間も会社員でいるよりは必要になってきます。
会社員でも本業以外で年間20万以上所得を得ている場合は確定申告が必要です。
ここは理解しておいて損はないので別の機会にもう少し掘り下げられたらと思います。

加入する保険」についても変わります。
会社にいたときは一般被用者保険と呼ばれる保険に入っていて、会社と折半して出すことができてたので半額で済みました。また、給与から引き落としするだけで良く、自分の納付するということもないので意識することも少ないと思います・
フリーランスになると国民健康保険に切り替わり、今まで会社が出していた分も自身で負担が必要になります。

有給休暇」はフリーランスになるとなくなります。
休んだ分だけ給料が減ることとイコールになるので、健康体で仕事できないと損をすることになります。ただ、休みたいときに休めるのはフリーランスの特徴ではあるので、まとまった期間の休みを取るならフリーランスでもありだと思います。

その他、ローン審査が通りにくくなるのも念頭に入れておきましょう。

まとめ

フリーランスについて志すきっかけとメリット・デメリットについて書きました。

  • 給料体系
  • 時間の使い方
  • 確定申告の仕方
  • 加入する保険
  • 有給休暇

意識すべきところは人によって異なりますが、上の5点については比較的よく考える必要のある項目です。

フリーランスになることでメリットもありますが相応のデメリットもありますので、もしきっかけができてフリーランスになろうか迷った際は参考にしてみてください。

投資が世界を変える?

大々的なタイトルではありますが、思っているよりも身近でも投資に興味を持つ人が出始めてきているので話題に挙げておきます。
決して他人事とは言えなくなるかもしれません。

投資の授業…?

今、日本では高校の家庭科で金融(お金)に関する授業が取り入れられてきていて、投資に興味を持つ若者が増えてきています。
また、若者が興味を持つことでその親御さんも投資を始めるといった流れができてきているようで益々投資家が増えてきています。

上のような流れができている理由として、日本の場合では年金受給年齢の引き上げ、世界ではコロナ状況下におけるお金の流動などによって、将来に対して不安を抱いた人たちが今のうちにお金を増やしておこうと考え始めているため、比較的ローリスクで始められる投資へのニーズが増えていることが挙げられます。
また、政府としてもお金が流通して経済が成長してほしいと考えているため、このような授業に対して肯定的にみている人は一定数います。
もちろん、投資に対してネガティブな印象を持っている人もいますが、近年テレビでも話題に出す影響か理解が進んできているため授業に取り入れられるのは時間の問題ではあったのかなと思ってました。

授業ではお金の増やし方についての話は基本的にせず、お金を循環させることでどういったメリットがあるのかといったことや資産形成についての話を中心にしているそうですので、誤って大量の資金を投入して損をするというようにはならないように細心の注意を払っているみたいです。
そのうち、問題点が浮き彫りになって学生に対する投資に関する法律やルールが新たにできる気がしますので自由に投資をするなら浸透しきっていない今という感じがしますね。

これから投資が仕事の中心になるかも

ともあれ、このような話をする時点で早い段階でお金に関する知識・認識を得るので、子育て世代や団塊世代よりもお金に関して考えるようになっていくのではと考えています。
昨今は働き方も多種多様になってきていて、フリーランスの代表格になってきているユーチューバーや片手間の副業なども浸透してきていると思うので、個人的には今まで当たり前と言われていた高校や大学を出て正社員として働くという時代から変わってくると思います。

企業としても副業を認めるところが最近増えてきているのは、社員に対し副業を認めないことで辞めてほしくないから、他の企業と足並みを揃えておかなければという理由が大半だと思われますが、実際には副業を認めるか否かではなく、社員が働きたいもしくは働き甲斐を感じると思えるような環境作りをしなければ社員は残らないです。
そこがわかっている会社とそうでない会社で差が出る、むしろもう出ているのではないかと思います。

投資の制御は絶対必要

金融の話を学生の時代に聞くと興味を持ち始めて若いうちに投資を始めて成功する人が増えると思います。
そうすると沼にはまりだして、それで生計を立てていくと考える可能性も想像できますし、特に投資の場合はリスキーな部分に惹かれて行ったり、次は儲かるはずだと考える人も多いので、止めるに止められない状況になる可能性もあります。
それで投資は悪だと考えるのはナンセンスですが、少なくとも投資によって人生を良くも悪くも変わる人は今後増えていくはずです。

投資自体をするのは個人次第ですが、ストッパーは保護者や周囲の方なのでもし道を誤りそうと思ったら声をかけてあげてください。それか金額の制限をかけるでも良いと思います。

投資が当たり前の時代がくる

授業だけでなく報道番組やCMでも取り上げられてきているので、今後さらに理解が進み、会社員以外の働き方を見つけられるタイミングが早くなると思われます。
特に、先進国(特にアメリカ)は既に投資を行っている人が多く、投資を行うことでどうメリット・デメリットがあるのかも含めてよく知っています。

今後、投資をしていることが当たり前になる時代もそう遠くはなさそうです。

本当に世界は変わる?

ここまでで世界に影響を与えるかどうか関係ないのではと考える人も出てきそうですので補足しておきますが、投資を行うことで投資した先の会社がその投資資金を元に事業を行うことができます。
この投資資金を使って事業を行い、一般の人が消費することで循環が生まれ経済が回っています。
つまり、投資を行う人が増えるほど経済が成長し、景気が良くなることで豊かになっていくというわけです。ただ、その分物価も上昇するので一長一短ではありますが。

まとめ

授業などを経て投資を行う人が増えてきました。
世界がこれからどう変わるかはまだ未知数ですが、将来に対して不安視している人たちを筆頭にこぞって投資を始めていますので、今後何かしらの影響は出ると思われます。
景気もバブル期の頃に近づいてきていて今後大きな転換点を迎えることが予想されますので、ちょっとした予兆も見過ごさないようにしたいですね。

最後に、一度きりの人生ですので、自分らしい生き方かつ悔いのない選択をしてください。

会社を辞めたいと思ったときに考えること

会社員になって仕事を辞めたいと考えている方がこのページを見ていると思いますので、今の仕事を続けるべきか、それとも辞めるべきかの参考になるよう考えていきます。

ここでは以下の4つの理由に絞って記載をしていきます。

  • 会社を辞めたいと思う理由
  • 会社を辞められない理由
  • 会社を続けたほうが良い理由
  • 会社を辞めたほうが良い理由

会社を辞めたいと思う理由

  • 仕事がきつい
  • やりたいことができていない
  • 上司や同期との関係性が悪い、悪化してきた
  • 給与面で不満がある
  • 休みが取れない、残業が多い
  • 同じ業務ばかりで飽きた
  • 将来に不安を感じている

いくつか辞めたいと思う理由があると思いますが、この辺りは大体の方に聞くと当てはまります。
要は会社に不満を持っていたり不安に感じる事項があることが退職のきっかけになるようです。
どの理由も辞める理由としてはごもっともです。

ただ、辞める理由だけで辞められるなら簡単ですが、辞められない理由ももちろんありますよね。

会社を辞められない理由

  • 仕事内容については満足している
  • 関係性に亀裂を生じたくない
  • 他を探しても理想の待遇の仕事が見つからない
  • 会社にかなりお世話になった(と感じている)
  • 退職手続きや引継ぎ資料作成などの各種事務処理が面倒

この辺りの内容で何かしら当てはまると思います。

関係性に関しては、今までお世話になった会社や人間関係がなくなると不安に感じるものです。また、辞めることで会社を裏切ったと思われてしまうかもしれません。そのため、なかなか今の会社を辞めることに対して消極的になっていると思います。ただ、完全に0になるわけではないので、信頼できる人の連絡先は事前に確認しておいたほうが良いと思います。


とは言え、悩んでいても埒が明かないので理由をそぎ落としていくしかないです。
一つ案を出すとするならば、自分にとって一番大事にしていることは何かを考えることです。一つに絞ることで本当は辞められる条件は揃っているのに辞められないと思っているということを避けることができます。

こういった理由があれば仕事は続けるべきだと考えているのは以下です。

会社を続けたほうが良い理由

  • なんとなく辞めたい
  • 今の業務内容がきつい
  • 育児休暇などの長期休暇後に戻りにくいと感じる、あるいは肩身が狭く感じる

よくある「なんとなく辞めたい」は冷静に考えるとあってはならないことだとわかりますが、いざ辞めたいと思ったときは精神的にも落ち着いていない状態かと思われますので、深呼吸して一度考え直す必要があります。
もし今「なんとなく辞めたい」と思っているのであれば、辞めたい理由を書き出してみることをお勧めしています。意外と小さなことで悩んでいたと実感したり、逆に深刻なことで辞める必要があったと気付くことができるはずです。

今の業務内容がきつい」に関しては、仕事内容に対してタイトなスケジュールで割に合わないのか、それとも自身のスキル都合で難しいのかによって変わります。
前者であれば業務内容を変えられるかまずは上司や人事に相談してみましょう。辛いことが伝われば変えられると思いますが、もし難しい場合は辞めることを視野に入れても良いかもしれません。
後者であれば、専門書を経費で購入して理解してみるのも一つの手です。また、仕事を始めたばかりの頃は誰でもできないですので、辛抱強くこなせばできるようになっている可能性があります。難しい業務だとスムーズにこなせるまで大体3年くらいはかかるようです。もしそれでも慣れないようでしたら別ジャンルの仕事を探す必要がありそうです。

育児休暇などの長期休暇後に戻りにくいと感じる、あるいは肩身が狭く感じる」に関しては、個人の主観が大きい場合が多く、実は周囲は気にしていないパターンがほとんどです。
仕事復帰の際はまた仕事に慣れるまでに時間がかかりそうと会社側が図って簡単な業務を行わせていることがありますし、無理をさせないように気を配っていることもあります。気負いすぎないようにして、もし以前と同様の作業量を行えるようになったら新しい仕事がしたいことを伝えてみることで空気を換えることができるかもしれません。
また、復帰直後は雑談で休暇を取ったことによってどうメリットがあったのかの共有をすることで相手も自分自身も安心することができます。それに追加で会社に対し休暇を取れたことについてありがとうの気持ちを伝えるとベストだと思います。

反対に会社を続けないほうが良いと思うのは以下です。

会社を辞めたほうが良い理由

  • 病気になって仕事を継続できない
  • 転勤先や出張先が望んでない場所になった
  • 新しい仕事のプランが練られていて、成功する自信がある
  • 会社の信念に同意できない
  • 雑務ばかりで仕事できていない

継続できない・したくない理由が明確に存在する場合は辞める理由になるので辞めてよいです。ただ、交通事故などで一定期間休みをもらって復帰できる場合はたとえ落ち込んだ期間があったとしても続けるほうが良いとしています。

転職先が既に決まっていて、その後は以前より楽しく働ける自信があると思うのなら辞めて構いません。ただ、プランだけ考えていて転職先が決まっていない状態で会社を辞めることは絶対にやめてください。転職をするにも少なくとも2か月の期間は必要ですし、望んだ会社に入れるとも限りません。
また、退職後に無職期間があると今後の転職などで不利になりますので注意してください。
転職回数が多い方はローンを組みにくくなるので、転職は本当にして良いのか改めて検討してから行いましょう。

会社に入った際に会社の信念が提示されると思いますが、会社のやり方に同意できないのであればミスマッチですので早めに退職を検討したほうが良いと思います。そもそも就職活動時に確認をしていなかった自分が悪いはずですので、会社に責任を問わないようにしましょう。

仕事内容に不満がある場合は相談して続けるべきと書きましたが、そもそも仕事らしい仕事ができていないのであればそれはあなたにとって求めている会社ではないので早急に環境を変える必要があります。転職活動自体はいつ始めても問題はありません。

ここまで会社を辞める際に考える4つの理由を書きました。

  • 会社を辞めたいと思う理由
  • 会社を辞められない理由
  • 会社を続けたほうが良い理由
  • 会社を辞めたほうが良い理由

今の会社を続けていくか、それとも辞めるかは自分次第ですので、よく考えて最良の選択をしてくださいね。

なお、この内容は私が独自に書いたものですので、あくまでも参考にするまでに留めてください。
辞めたことに対しての責任を取ることは私含め他の誰にもできません。

会社員として働く

会社に属して働くスタイルの人を会社員と呼びますが、ここでは会社員になるとしてどういったパターンの働き方およびメリットやデメリットがあるのかを記載しています。

会社員は主に以下の種別があると思われます。

  • 正社員
  • パート社員
  • アルバイト社員

補足としてアルバイトも雇われ人です。違いこそありますがここでは便宜上会社員としての扱いとしておきます。

会社員はフリーランスや起業するのとは違って、有給休暇があり会社である程度守ってくれるので保証が手厚いですよね。

正社員

高校や大学を卒業すると同時に就職すると例外はあるものの基本的に正社員となります。
言わずもがなとは思いますが、他の働き方と比べると安定しています。
正社員で入った人はずっと正社員でいる人ことが多いです。

メリット

  • 会社が倒産しない限りその会社に居続けることができる
  • 福利厚生が充実している
  • 退職金が手に入る
  • リストラの優先順位が最も低い

デメリット

  • 給料がなかなか上がらない
  • どれだけ働いても成果に繋がらないことが多い
  • 会社に影響を与えることが難しい
  • 一日8時間程度は必ず働かなければならない

就職活動時は、後に紹介するパート社員と近い募集要項で求人を出しているところがあるので混同しないように注意を払いましょう。


パート社員

派遣社員または契約社員と呼ばれることがありますがそれぞれ意味は微妙に異なりますので詳細は検索して調べたほうが良いと思います。

正社員とは異なり無期雇用ではないことが特徴です。会社が不況に陥るなどでいきなりリストラされる可能性がありますので注意が必要です。
その代わり働く日数の調整がしやすいですので、特に女性の場合、結婚を機に正社員を辞めて育児休暇を取った後にパート社員として再度働くということが多いらしいです。

会社によっては一定期間パート社員で勤めることで無期雇用になったり、正社員に成り上がったりすることが可能ですので、会社ホームページや就活サイトの口コミ等でよく確認をしましょう。

メリット

  • 働く日数および時間を調整できる
  • 育児などプライベートとの両立が可能
  • 正社員よりも簡単な作業であることが多い

デメリット

  • 無期雇用ではないためリストラの可能性がある
  • 一度に多くの収入を得ることが難しい

アルバイト社員

ちょっとした収入を得たい場合や、正社員の片手間に副業を行いたいといった場合にこの働き方で行うことが多いと思われます。特に学生は学校終わりや土日でしか活動できないためほぼこれ一択になります。
上記のため、日本人が本職としてアルバイトを行う人は少ないですが、外国人労働者を呼びやすいので工場や土木工事などではよく外国人向けに募集がかかってます。

2022年現在、コロナ現象で飲食業界を中心にアルバイトが足りていない現状がありますので、個人店は閉店に追い込まれていたり、グループ店では自動化を進めているところが結構あります。

フリーターと呼ばれることがありますが、こちらは本職がアルバイトのみで生計を立てている人の名称のため明確に区別されています。

ちなみにマメ知識として、アルバイトの語源はドイツ語(Arbeit)です。また、英語だとPart Time Jobと呼ばれますのでアルバイトは通じないかもしれません。

メリット

  • 働く日数を調整でき、最短週1日からも可能
  • バイト探しのサイトがたくさんあり、比較的簡単に登録および就職が可能
  • 当日手渡しで給料を受け取ることが可能
  • やりたいと思ったときにすぐできる
  • 学生なら友人を誘って一緒に仕事できる

デメリット

  • 比較的単価が安い
  • 単価の高いアルバイトは日程が決まっていたり技術力がないとできないものがある

まとめ

会社員として働く場合の以下の3つについて簡単に紹介しました。

  • 正社員
  • パート社員
  • アルバイト社員

自分の合う働き方を見つけて楽しい生活を送りましょう。